e あつみロビーコンサート
第91回 あつみロビーコンサート
Gruppo Fresco Winter Concert

あっという間に12月がやってきましたね!
今回のロビーコンサートのオープニングは『We wish a MerryCristmas』わくわくするコンサートの開幕です!
第1部では、まずクリスマスが舞台のバレエ音楽『くるみ割り人形』
どの曲も耳なじみのある曲ばかりですが、ナレーションと共に聴いていると誰もが物語の主人公クララになり、お菓子の国の風景が目に浮かんでくるようでした。
第2部では、やさしくも重厚なチェロの響きの『アヴェマリア』や情熱的ながらも哀愁を帯びた『リベルタンゴ』
そして12月といえばベートーヴェンの『歓喜の歌』 その『歓喜の歌』から生まれた『ジョイフルジョイフル』などなど・・・
今日はそんな五感に響く、季節感のある素敵な構成のコンサートでした。
それでは当日の様子をご覧ください!



今回のコンサートのチラシです。


会場入口にはウェルカムボードと色鮮やかなポインセチアの花がセッティングされました。

会場内はクリスマスムードいっぱい!



受付は、福江中学校のボランティアグループ「ドリームの会」の生徒さん4名とロビコンスタッフ4名。
皆さん、よろしくお願いしま〜す!

今日も大勢のお客様が・・・



いよいよ Gruppo Fresco Winter Concert が始まりました。
第1部のオープニングはクリスマスソング。
We Wish You a Merry Christmas

ここで Gruppo Fresco の皆さんよりメンバー紹介です。
左より、ピアノ 天野あさ子さん、藤目由梨さん、宮部まどかさん、三浦真理子さん、そして、ヴァイオリン 成田 萌さん、チェロ 兵藤雅晃さん。
なお、宮部まどかさんは渥美混声合唱団の専属ピアニスト。
第67回ロビーコンサートでは渥混と共に出演されています。



次は、チャイコフスキー作曲のバレエ音楽「くるみ割り人形」
宮部さんによるナレーション、そして様々な効果音を交えながら、物語の世界へと誘われます。
最初は「序曲」続いて三浦さんのピアノ、兵藤さんのチェロで「行進曲」
ステージ中央には「くるみ割り人形」の絵本がセットされ、場面に応じてページがめくられて行きますが、じつは楽譜にもなってるんだそうです。

天野さんのピアノソロで、コーヒー「アラビアの踊り」

宮部さんと三浦さんのピアノ連弾で、お茶「中国の踊り」

成田さんのヴァイオリンで、トレパック「ロシアの踊り」

藤目さんのピアノソロで、葦笛「フランスの踊り」

「金平糖の精の踊り」
藤目さんが鉄琴で愛らしい旋律を奏でます。
「くるみ割り人形」って子供の頃大好きで、それこそレコードがすり減る程聴いていましたが、物語の背景となるとあまり覚えてないんです(涙)
今回、音楽とストーリーを同時に楽しみつつこの曲を再認識出来たことは、私にとって大きな喜びでした。

終曲は優雅で華麗な「花のワルツ」
大好きなこの曲が生演奏で・・・まさに至福のひとときです!
なお、くるみ割り人形の実写版『くるみ割り人形と秘密の王国』という映画が今現在(2018年12月)公開中との事です。




次は楽しいぐるぐる連弾。
春畑セロリさんの編曲による「私の童謡カレンダー」
秋から冬にかけての童謡8曲を4名のピアニストさんが回転寿司がごとく(失礼!)ぐるぐる回りながら入れ替わり立ち替わり演奏して下さいます。
曲は、月〜うさぎ〜虫の声〜里の秋〜冬景色〜お正月〜雪〜ペチカ
見事なパフォーマンスに思わず笑みがこぼれてしまいました。

第1部最後は Let It Go with Vivaldi's Winter
大ヒットしたディズニーのアニメ映画『アナと雪の女王』の主題歌(日本語タイトル:ありのままで)にヴィヴァルディ作曲「四季」より『冬』を織り交ぜながら演奏して下さいました。






前半ステージ終了後は20分間のティータイム。
中学生スタッフがドリンクとお菓子でおもてなしを。

ラウンジでのんびりくつろがれるお客様。


本日のお菓子はスタッフYさんのご友人お手製のマドレーヌ。
私も頂きましたが、シンプルかつ味わい深いプレーン、濃厚な味わいのチョコ、果肉がゴロゴロたっぷり入ったクリームチーズ&リンゴ、どれも絶品でしたよ!

お客様の列が一段落した所でスタッフも小休止。





第2部はグノーの「アヴェ・マリア」から始まりました。



この曲もクリスマスシーズンにはよく聴かれますね。
ピアノのアルペジオにのせてチェロが美しい旋律を奏でます。

次は、ピアソラ作曲「リベルタンゴ」



ロビコンでは様々な演奏家の方々がよくこの曲を弾かれますが、正統派クラシック奏者による迫力ある演奏も素晴らしいです。

ベートーヴェンの第九「喜びの歌」を元にしたゴスペルソング「ジョイフル ジョイフル」
次のハチャトゥリアン作曲「仮面舞踏会」は、スケートの浅田真央さんがフリープログラムで使用され、広く知られるようになりました。
この曲の独特な雰囲気、好きですね。


いよいよプログラム最後の曲となりました。
ルロイ・アンダーソン作曲「クリスマス・フェスティバル」
何と!9曲ものクリスマスソングがメドレーで演奏されます。
曲は、もろびとこぞりて〜ひいらぎ飾ろう〜ゴッド・レスト・イ・メリー、ジェントルメン〜ウェンセスラスはよい王様〜天には栄え〜牧人 羊を〜きよしこの夜〜ジングル・ベル〜神の御子は今宵しも

スタッフより Gruppo Fresco の皆さんへ、ポインセチアの花が贈られました。
そして、会場は盛大な拍手の渦に包まれて・・・




アンコールは「椰子の実」そして「街・渥美ヴァージョン」
じつはこの2曲、渥美混声合唱団のテーマソングとも言えるほどの愛唱歌なんですよ!
渥混のメンバーでもある宮部さんならではの素敵なサプライズ、そしてクリスマスプレゼントに感謝の気持ちで一杯です!

コンサート終了後、アンケートやひざ掛けを回収させていただきました。
ご来場、誠にありがとうございました。

出演者の皆さんもお客様を見送られます。



ここで、スタッフと出演者全員で記念撮影を行いました。


次は Gruppo Fresco の皆さんで一枚!
素晴らしい演奏をありがとうございました。

全員で会場の後片付けを行います。



今日1日頑張ってくれたドリームの会の皆さんにもアンケートをお願いしました。
お疲れ様でした!



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