第64回 あつみロビーコンサート
華風月の奏でる夏のひととき

今年も第64回を皮切りに、あつみロビーコンサートが始まりました。
今回の「華風月」さんは前評がすごくて、私達スタッフも当日どうなるんだろうと不安でしたが、なんのトラブルもなく約200人ものお客様をお迎えし、皆さんのご協力で無事開催できたこと本当に感謝します。
さあ、いよいよ演奏がはじまりました。
「うわー、これが噂の華風月さんか〜!」というのが私の第一印象でした。
詩吟に、箏、尺八、まさに和のゆるりとした演奏を想像していたので、鈴華さんの透き通ったしなやかな声、いぶくろさんの躍動感溢れる箏の弦さばき、中でも神永さんの尺八の深〜い重厚な響きに全身に鳥肌がたちました。
演奏もさることながら御三人共それはそれはうっとりする様な美形で、全国から追っかけのファンがこんな半島の先端までも来て下さる理由がわかりました。
レパートリーも多岐にわたり、お恥ずかしいことですがぼーっとなり過ぎて、曲名がちゃんとわからずに聴き入ってて説明ができませんが、「深紅」はとっても華やかで流れるようなメロディーが鈴華さんらしいなって。
私の中になつかしさで涙が出そうになったのが「かざぐるま」でした。寂しげな中に何か希望が見える優しい感じが大好きです。
帰り際にスタッフとして頑張ったご褒美に握手してもらえて、私もファンの仲間入りしました。
とっても素敵な一日をありがとうございました。



今回のコンサートのポスターです。

当日のチラシより、華風月さんのプロフィールです。

恒例のスタッフとの記念撮影。
今回は午前中に撮らせていただきました。
華風月の皆さん、よろしくお願いしま〜す!

渥美文化会館の玄関に飾られたスタッフ力作!のお花と立て看板。
彩り鮮やかですね。

今年度も福江中学校ボランティアグループ「ドリームの会」の生徒さんが、スタッフとして参加して下さいます。
ところで本日のコンサート、何と前売り券完売なんです!
で、入場時の混乱を避けるため、ロビコン初の整理券を発行することに。

開場時間の30分前、午後1時よりお客様にラウンジへ入っていただきました。
この混雑ぶり!予想してたとはいえ信じられません。(汗)



午後1時半より整理券順にホールへ入っていただきました。
中学生スタッフがチケットもぎりと、チラシの配布を行います。

お客様の列が途切れたところで受付さんの撮影を。
皆さんファイト!


空席数を確認して、開演10分前より当日券の販売を行いました。
皆さん大変お待たせ致しました。








午後2時の開演時間となり、いよいよ前半のステージが始まりました。
いやがうえにも期待に胸が高鳴ります!
ヴォーカル&ピアノ 鈴華ゆう子さん、尺八 神永大輔さん、箏 いぶくろ聖志さんの3名によるアコースティックユニット 華風月。
オープニングはインストゥルメンタル「竹林の風」
憂いを秘めた美しいメロディー、そして優しく心地よいサウンドが会場を包み込みます。
続いて「そそら巡り」

(上)次はカバー曲で、一青窈さんの「ハナミズキ」
聴き馴染んだメロディーが胸に染み入ります。

(下)F1のテーマとしておなじみ、T-SQUAREの Truth
尺八ってこんなにも力強くて表現力豊かな楽器なんですね。
神永さんの、会場内を回りながらのハイクォリティー ・ ハイテンションな演奏に、お客様も大喜びです。
まさにエンターテイメント!


ヴォーカル&ピアノの鈴華ゆう子さん。
心の奥底にまで響き渡る美しい歌声が何とも言えません。
ピアノの腕前も折り紙付き。
リハーサルの腕慣らし?で、ショパンのエチュードを軽々と弾きこなしておられました。

前半最後の曲は「深紅」
詩吟風の歌い回しを取り入れた力強いヴォーカル・・・ス、スゴイです!

二十五弦箏の いぶくろ聖志さん。
しなやかな指使いから生まれる、華麗で繊細な音色に心を奪われてしまいます。
しかも いぶくろさん、男の私から見ても惚れ惚れするようなジャニーズ系の超イケメン!
天は二物を与えるんですね。
なお後半のステージでは、伝統的な十三弦箏の演奏も披露して下さいます。

この曲は私、YouTube で何度も聴いていたので、感激もひとしおでした。







前半ステージ終了後は20分間のティータイム。
今回はホール出入り口の関係で、飲み物コーナーを階段下へ移動しました。
ラウンジがいやに狭く感じられます。





(上)ここで華風月さんのご好意により、抽選で3名のお客様にメンバーのサイン入り色紙をプレゼントさせていただきます。
中学生スタッフが慎重にくじを引き、番号を読み上げます。

(下)早速、華風月の皆さんよりサイン色紙の贈呈が行われました。
ご当選おめでとうございます!

(上)後半は、お二人の ほのぼのとした掛け合いから始まりました。
神永さんが鈴華さんの “かんざし” について突っ込んでます。(笑)

(下)後半ステージ中盤からは いぶくろさんも加わり、絶妙なトークのおかげで会場は笑いが絶えません。

夜の雰囲気の曲を続けて2曲「星降る丘」、そして「幻想夜」







ここで、詩吟コンクール全国大会優勝という輝かしい経歴を持つ鈴華さんの詩吟を1曲。
いぶくろさんの十三弦箏の演奏も必聴です。
いや〜清々しいですね。
日本の伝統芸能が、こういった若い方たちによってきちんと継承されていくこと、すごくカッコイイと思います。

次は「かざぐるま」
心がほっこりと暖まる素敵な曲ですね。
私も家に帰って YouTube の動画を見たら、一層気に入ってしまいました。
続いて「結の道」


尺八の神永大輔さん。
尺八独特の多彩な音色や表現を、存分に楽しませていただきました。
特に、パワフルな息づかいには圧倒されまくり!
尺汁! 納得です。(笑)


いよいよ最後の曲となりました。
来年公開される映画「なつやすみの巨匠」のイメージソング「あの場所へ」
イメージビデオの子役さんの演技が素晴らしいですよ。

曲が終了してメンバーが退場後、会場を揺るがすかのような盛大な拍手がわき起こり、華風月の皆さんが再登場。
中学生スタッフ、華風月のスタッフさんより花束が贈呈されました。








アンコールは、華風月結成時に鈴華さんが最初に書いた曲「月食」
歌詞の中に月・風・華、そして亡きお父様への想いを綴った歌だそうです。
今日は日頃の喧噪を忘れさせてくれる素晴らしい演奏に出会え、幸せいっぱい!
華風月の皆さん、ありがとうございました。

ホール出口でアンケートとペンを回収する中学生スタッフ。
ご来場誠にありがとうございました。






ラウンジでは華風月さんのCDやグッズの販売も行いました。





(上)スタッフ全員でホールの後片付けです。

(下)最後に中学生スタッフにもアンケートを記入してもらいました。
ドリームの会の皆さん、ご協力ありがとうございました!
スタッフの皆さん、お疲れ様!



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